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21世紀ダイアリー2.0.1

 旧サイト「21世紀スカイライン」の管理人だった私のブログ残骸。現在はムラーノ(Z51型)に乗り換え、はや10年。

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"The 21st Century SKYLINE"
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非公開
自己紹介:
切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。

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トヨタ、3度目の下方修正

CC Photo by urbangarden
自動車業界にとって本当に辛い時代になったようですね。トヨタが3度目の下方修正を発表しました。

トヨタ、最終赤字3500億円に…下方修正
サンケイスポーツ

以前にも書いたけどトヨタはクルマが売れなくなったことに加え、なによりも急拡大した設備投資が仇になってモロに跳ねかえってきてる状態。トヨタ自ら「兵站を伸ばしすぎた」という表現を以前から使っていたけれど、これは色々と考えさせられる問題ですよね。

企業にとって成長&拡大は当然の宿命だってコンセンサスがあるけれど、最近、こうした考えそのものに疑問符が付き始めてきたりしてる。つまり「拡大」じゃなくて「サステナビリティ(持続可能性)」がより重視されるようになる、のカモ。敢て事業ドメインを拡大しないことで永続的に一定の利益を上げ続けることを目指す経営ってのが一定の支持を集める、のカモ。

・・・ともあれ、トヨタの業績悪化がこれ以上続けば、愛知県豊田市五ケ丘のようなケースもまた出てくるカモですよねぇ(苦笑)


P.S. 日産の業績発表は2月9日(月)。こっちはもっと悲惨なことになりそうって前評判。盛り上がって参りました(棒読み)
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結局、ジェネシスは売れてるの?

Photo by Taekwonweirdo
北米カーオブザイヤーを受賞したヒュンダイ「ジェネシス」。で、結局のところ北米では売れているのかどうなのか。「HRSのドキュメント保管庫」さんのサイトに詳しい比較データが掲載されておりました↓

HRSのドキュメント保管庫
http://blogs.yahoo.co.jp/foxbox116/archive/2009/01/08

うん、ちっとも売れてねーじゃんかw アメリカの良いところって、たとえ新参者でも実力が伴えば正当に評価してくれる社会的土壌があることですよね。だから野茂英雄だってイチローだってレクサスだって評価して貰えたワケで。つまりそれは決してロビー活動で良い評価点貰えたからって、売れるとは限らないという意味でして。

ジェネシスはきっとそれなりには、まぁ良いクルマなのカモですが、重ねて残念なのは↓下記のような広告活動。

わざわざレクサスマークの上にヒュンダイの新聞記事を覆い隠すあたりがナンとも下朝鮮的発想というか。そしてそして、何度きいても「ヒュンダイ」or「ヒョンデ」じゃなくて「ホンダイ」≒「ホンダ」に聞こえる点。アメリカのサザエさんこと「The Simpsons」ではホンダ車と間違えてヒュンダイ車を買っちゃう人の話が出てきてたけれど、笑えないよねぇ。。。

世界的リセッションを迎え、高級車市場が低迷する中、ヒュンダイは折角ここまで培ったノウハウを活かす機会に恵まれないまま静かに高級車市場から退場していくのではないでしょうかねぇ。。。

日産、今そこにある危機

Photo by Eduardo Mueses
カルロス・ゴーン社長が先日、サウジアラビアの会議の席で「世界の自動車販売台数が07年水準に戻るまで7年以上かかる」との見通しを語っていましたが、それを裏付けるような悲惨な数字が自動車各社から出ていますね。08年12月度の自動車販売&生産実績を見ると(※カッコ内は前年同期比率)、

【国内販売】
トヨタ  7万7234台(-17.7%)
ホンダ  4万5759台(-18.5%)
日産   3万4973台(-20.1%)←注目
スズキ  4万4464台(-4.7%)
ダイハツ 3万9920台(-0.7%)

【国内生産】
トヨタ 24万4175台(-25.0%)
ホンダ 10万8114台(-1.5%)
日産   6万7672台(-40.9%)←注目
スズキ  8万7906台(-18.6%)
ダイハツ 6万0776台(-2.1%)

【海外生産】
トヨタ 23万4852台(-24.7%)
ホンダ 16万9180台(-11.0%)
日産  10万8502台(-32.3%)←注目
スズキ  7万3099台(-28.7%)
ダイハツ   7614台(+3.0%)

もう、ほんとヤバいです。が、注目したいのはその中でも日産が飛び抜けてヤバい。国内販売台数は遂にスズキにまで抜かれる始末。ダイハツとも僅差状態。国内生産数の深刻さは薄ら寒いものさえ感じる程。主力の海外でも日産の落ち込みが目立つのは北米偏重だからなのでしょうが、だとしたらホンダの落ち込みの少なさを説明しきれない。・・・つまり、これら数字から明らかなのは、

日 産 だ け 極 端 に 売 れ て な い

事実。それを表すように株価の推移も↓日産だけが大きく下げている。
20090129.jpg(図をクリックで拡大)
黒線が日経平均株価。ここ1年の推移を見るとトヨタ(緑)とホンダ(赤)は日経平均とほぼ連動しているのに対し、日産(青)はリーマンショック以降あまりにも他社と差をつけられすぎに下がっている。下がりまくってる。

日産は新型GT-Rや新型フェアレディZなどクルマ好き&日産信者にはタマラナイ車種が続々リリースされていて実に華やかなんでしょうが、それじゃぁ会社が持たない。肝心カナメの売れ筋価格帯の車種が不甲斐ない状況だから数が捌けない。明らかに高級&大型車種にラインナップに片寄りがあって其れがモロに悪い方向に作用しちゃってる。

このままだと、本当に日産はヤバいカモ、ですよ。

S2000、終了。

CC Photo by audioeric
昨今の経営環境悪化に伴い、ホンダが販売台数の見込めないS2000の製造を6月で終了するそうですね。

オープンスポーツカーS2000の生産を終了
日本経済新聞 

S2000の他にもF1撤退さらにはmotoGP以外の二輪レースは全部撤退だの凄いことになってますよね。んで、2ch等ネット各地で早速ナイーブなホンダ批判が噴出中。確かにホンダって、何かに付けて「ホンダスピリット」だの「宗一郎神話」だの「マン島TTレース伝説」だの声高に叫んでいた割には、全然根性なしの会社だった、と感じてしまいますよね。結局はマーケティング上の謳い文句であって企業DNA云々として何か芽吹いていたモノじゃぁ無かったんじゃねーの?と。

・・・だけど諦めるにはまだ早いと思う。なぜならホンダって市場提案型(需要創造型)企業だから、きっと何か面白い事を考えてくれているに違いない。ステップワゴンだって今でこそ退屈なクルマの筆頭に挙げられてるけれど、リリース当初はホンダの言うクリエイティブ・ムーバーって発想が輝いて見えたじゃないですか。だから近い将来に全く新しい価値をワタシたちに提案してくれたような楽しさを、ホンダは今まさに思案してくれているに違いない(と信じたい)。

そう、且つてビートで魅せたようなホンダ風味を期待しようじゃありませんか!なぜならワタシらの”期待”という土壌が無い限り商品化なんてしてくないのですからね。

MJブロンディこと清水草一氏

MJブロンディ氏をご存知の方も多いかと。そう、自動車評論活動も行うフリーライター・清水草一氏のこと。「フェラーリを買ふということ」の著者といえば分かる人も多いかと。さて、そんなMJブロンディ氏がチョット前に格差論をテーマとした本を書いていた。

港区ではベンツがカローラの6倍売れている」なるこの本のキャッチフレーズは「格差社会は本当に不幸なのか?」と挑戦的なモノ。内容は・・・うん、予想通りにテキトーくさい内容で、格差論ブームに対して「俺にも言わせろ」的。本書で著者が言いたいのは「日本はなにをやってもいい感じの社会になった」のであり、その結果として格差があるのなら別に良いジャンってこと。持てる者と持たざる者との比較をさまざまなレポを通じて紹介しているけれど、どれもナンだかどーでも良いような内容で、つまりは格差云々ってのも大げさに悲惨さを誇張するような類いのモノじゃぁ無いと言わんとしてる。皆が平等で画一的なのが幸せか?って。MJブロンディ氏はそんな息苦しい世の中よりも、ナンでもアリな自由社会の方が良いに決まってる、と主張するワケだ。そしてその格差自体も本当にそんな悲惨なのか?と疑問を持つ。頂点と底辺を比べたって、底辺に深刻はあまり感じない、と。

確かに。ナンでもアリな社会になりつつあるよね〜ニッポンは。なにせ優勝した力士がガッツポーズしちゃう時代ですからねぇ(苦笑)。かく言うワタシもMJブロンディ氏の言うように、ネオリベラリズムは嫌いじゃぁ無い。日本って随分と自由な国になったと思うし、それを心地よいとも思っている。言われる程に格差ってのも実感ない。

そして意外な事に・・・格差社会ってのは、どーもワタシらが想像していたような姿とチョット違っているようだ。と言うのも昨年秋にOECD(経済協力開発機構)が発表したところによると、どうも日本の格差ってヤツはここ5年に渡って縮小に転じてる(!)らしい。格差や貧困は実は縮小傾向にあって、だけれども日本の場合は極端に年寄りが増えているのと同時にもっと極端に子どもの数が減っているから、見た目上の格差が拡大しすぎているように思えるダケであって、同世代同士での格差ってのを横軸で比較すると別に大騒ぎする程の差なんて実際には無かった、ということらしい(もっとも富の分配がどうしても多数を占める年寄りにプライオリティが置かれ、若者に十分な分配がされていなかったという事実は覚えておくべきだろうけれど)。

・・・で、MJブロンディ氏の著書に戻るけれど、氏は横軸での比較をして、あんまり深刻な格差は見られないとレポを通じて実感し「格差は本当に不幸なのかぁ?」と一石を投じている。この本はOECDレポートの半年以上も前に出たワケだけど、書店を埋め尽くす「小泉政権が格差社会を作った論」な本と違い、MJブロンディ氏の主張が”実は正論だったっポイ”ことが分かってきた、と言えるのカモ。MJブロンディ氏はバブル崩壊後に(売れないと思われた)フェラーリ本を書いてヒットさせた人物。実は時代の空気を読むのが上手い人なのカモ(ちなみにワタシは「間違えっぱなしのクルマ選び」が好きw)。

ハイブリッド車、欲しいカモ。

CC Photo by geognerd
ハイブリッド車には極めて懐疑的なワタシですが・・・ちょっと「ハイブリッド欲しいカモ」と思うニュースを見つけました↓

トムス・ハイブリッド車用電子スロットルコントローラ発売
モーターマガジン

記事によると「電子スロットルの開度を変更し、リニアで鋭いアクセルレスポンスを実現する製品で、ハイブリッド車の出足をより俊敏に改善することができる」だそうで。・・・っていうか、ハイブリッド車ってかなり出足俊敏なのに、これ以上俊敏に!ってチョットwktkしちゃいますよね(・∀・)

ハイブリッド車に搭載のモーターを燃費向上ってよりはむしろターボとして活用するのは本当に興味深い。うん、ちょっとハイブリッド車が欲しくなったぞぉ。ちなみに、チョイ古いけど平成13〜14年くらいのクラウン・マイルドハイブリッド車だったら100万円弱でゴロゴロあるんですよね。うは。

謎なセンスの中古車検索

えー、ちょっと中古車検索でレクサスGSを眺めていたら、ですね。なぜかクルマ紹介の画像のところに不健康そうな細身のねーちゃんが一緒に写っているのがありましてですね。
GS1.jpg
これこれ、この画像ですわ。なんか歓楽街にいそうな感じの女性ですよね。で、注目すべきはやっぱね、この女性の左手なんですわ↓
GS2.jpg
・・・もうね、全然意味わかんねース。(+д+)

デトロイトモーターショー2009

デトロイトモーターショー、終わりましたね。今回は開催直前にビッグ3が大変なことになっちゃったんで、イマイチ盛り上がりに欠けたようですが(そして日産も出展してないしぃ)。
そんな中、ワタシ的に最も気に入ったのがコレ↓
CC Photo by Jason Yoder
そう、フォードの新型トーラス。ワタシ、こーゆー大きくて伸びやかなセダンが好きなんですよね。プレーンなデザインなのが好き(ドアパネルんトコのエッジは蛇足気味だけど)。だからトヨタのアバロンは大好きだし(余談だけど3代目アバロンって後ろからみるとV36スカに見える)。

あとは・・・
うーん、後は気になったクルマがありませんでした・・・スバルのレガシィコンセプトはチョット期待ハズレだったしぃ↓
CC Photo by hwojtek
おもいっきり「どこかで見たような」感が残念で。このアングルから見るジャガーXFRの方がよっぽど次期レガシィっぽく見えるのは気のせいか(苦笑)。

なんかもっと面白いクルマでないんでしょうかねぇ〜。世界的リセッションを吹き飛ばすような、そんな威勢の良いのを見たいですよね、こんな時代だからこそ。(・∀・)

コーヒーは出しません

CC Photo by Alex Millà
三菱自動車は経費削減のため来客者にコーヒーを出さないことにしたそうです。

三菱自動車 コスト削減「コーヒー出せません」
www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090124068.html

もっともこれは販売店の話じゃ無いんで、車を買いに行った人がコーヒーすら貰えないってワケじゃありませんのでご安心を。うん、別に良いんじゃ無いでしょうかね、こーゆー節減。ワタシも仕事柄いろいろなクライアント先に行きますけれども美味しいコーヒーなんて飲ませてもらったこと一度もありませんし(苦笑)。

そのうちディーラーでもコーヒー出なくなったりして。きっとその時は「当店では地球環境に配慮してお客様へのコーヒーご提供を自粛させていただきました。お客様のご理解と(略)」なんてエクスキューズでも付くんだろうか。

さて三菱、ぜんぜん売れてないようですね。例のリコール騒動でイメージがエラい傷ついてから立ち直ってませんね。函館にある中堅ディーラーも潰れてしまいました↓

函館三菱自販、自己破産を申請
北海道新聞

ところで三菱って今、どんなクルマ売ってるんだっけ?とWebを見て納得。これじゃ買うようなクルマ無いよなぁ。。。あ、でも「i」は良いクルマでしたよ。乗ってみて思ったんですが、乗り心地が従来の軽自動車とは明らかに違いましたし。まぁ、あのデザインが許せる人は少ないんでしょうが・・・

レクサス、遂にハイブリッド専用車


CC Photo by TechShowNetwork
デトロイトモーターショーでレクサスが遂にハイブリッド専用車「HS250h」を発表しましたね。

レクサス HS250h は「ぜんぜん違う」
レスポンス

まずは、その外観を見てみると・・・↓

レクサスっていうよりは、パッと見、ホンダ車っぽく見えてしまうし、まぁ、それでもトヨタな感じはする。だけれどプレミアムブランドっぽさがあるか?っていうとチョットそれは感じないのは確か。

でもね、ワタシこういうコンセプトはキライじゃぁ無い。高級車ってオラオラ感が漂うけれど、そういう威圧感じゃない高級感ってベクトルもあって良いと思う。他人の目に向けた高級感じゃなくて、自分が心地よく思える高級感ってのを追求した高級車ってのがあっても良いと思うんですわ。

かつてトヨタはプログレでそれをヤリかけたけど、失敗したのはプログレ自体に何ら新しい価値提案が備わってなくて、ただのミニクラウンみたいな感じだったからであって。そういう意味ではこのHS250hはハイブリッドという点において明らかに新しい価値提案があるワケだし。ワタシ的にはHS250hのデザインも趣味じゃ無いんですが、だからといって特にキライなカタチもしていない。まぁ、それだけ特徴が無いのカモだけど、嫌われないデザインってのもそれはそれで価値としてアリだと思うし(そしてこの車を選ぶ人って、そーゆー価値観も大切にしそうだし)。

肝心の燃費はまだ公表されていないけれど、これがソコソコに褒められた燃費をマークしたとすると琴線に触れる人は結構でてくるカモ知れませんね。ワタシ自身はハイブリッド車はまったく趣味に合わないのですが、このHS250hで新たなベクトルの高級車が生まれればステキですよね。

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