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21世紀ダイアリー2.0.1

 旧サイト「21世紀スカイライン」の管理人だった私のブログ残骸。現在はムラーノ(Z51型)に乗り換え、はや10年。

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"The 21st Century SKYLINE"
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切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。

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なぜアメリカは電気自動車に熱心なのか

 
問題:世界一の原油生産国を答えなさい。


・・・この質問に多くの人は中東諸国のどこだろう、と考えるはずだ。
 朝日新聞社2015年6月記事より
ところが、正解はアメリカである。1位アメリカ、2位サウジアラビア、3位ロシア。いわゆる私たちが白い民族衣装トーブに身を包んだ男たちの姿を頭に思い浮かべるOPEC加盟12カ国はサウジを除いて「その他」に分類される状況だ。
  
「アメリカは石油獲得の為に中東で戦争まで仕掛けた!」なんて言われる国が世界一の産油国と聞くと違和感あるが、アメリカは輸出する以上に輸入する量が断然多い程の大量石油消費国家なのだから仕方が無い(輸出1,286億USドル/輸入3,267億USドル ※2014年)。
 
アメリカ国内の全エネルギー消費のうち石油の占める割合は40%程と言われる。国土が広大なアメリカにおいて自動車及び航空機燃料として代替が効かない石油は世界最大の産油量を以ってしても足りない訳だ。
 
そのためアメリカは石油価格の安定化に躍起になっている。オバマ大統領は石油価格が高騰した2012年春に(本来は戦争などの有事の際を想定した)戦略備蓄にまで手を付けて価格安定化に努めた程。アメリカはオイルショックの70年代以降、常に石油依存体質からの脱却を夢見ている。

その想いにようやくテクノロジーが追いついた!・・・電気自動車だ。アメリカで最も売れている電気自動車は他でも無い日産リーフ。米国でもシボレー・ボルト(純粋なEV車と言えるかは疑問)と同時期に発売されたリーフはボルトより若干多い累計約8万3千台を売っている(尚、高級車テスラは販売台数を公表していない)。まだまだ、といえばそうだが、心強い数字だ。電気自動車が確実着実に普及し始めているといえるし、何よりアメリカ政府が電気自動車の普及を強力に支援している。

アメリカ政府が電気自動車に熱心なのは、環境に配慮しているからと考えるよりも、石油購入という形で莫大な国富が海外に垂れ流され続けている状態が我慢ならないから、というのが本音と思える。実際、アメリカに拠点を構える国際石油資本(石油メジャー)各社も潮時と考えたのか、総合エネルギー商社へ舵を切っている。

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デトロイトの復活を手放しでは喜べない



 CC Photo by Mike Boening Photography.

アメリカのレコードレーベル「モータウン」は、黒人音楽史において黒人だけでなく白人も広く楽しめる音楽へと転換させたレーベルとして重要な意味を持つ。
 
モータウンという奇妙なレーベル名は「Motown=自動車の街」と言うように、今でこそニューヨークに拠点を構えるものの、その発祥は1959年のデトロイトに遡る。公民権運動が真っ盛りなこの時代にモータウンはマーヴィン・ゲイやジャクソン5など重要なアーティスト達を次々と輩出。一躍、米国を代表するレーベルとなる。
 
そんなモータウンが発祥の地デトロイトを捨てたのは1972年。折しも1970年に制定されたマスキー法(排ガス規制法)の煽りでビッグ3が不振に陥り、街に失業者が溢れ白人中産階級がデトロイトを去った時と合致する。自動車工場に従事するブルーカラーの黒人が多い街で育まれた音楽レーベルは当の黒人達を置き去りにデトロイトを捨てたのは何とも皮肉だ。
 
その後のデトロイトの惨状は周知の通り。80年代には日本車との競争に敗れ失業者は雪だるま式に増加、90年代にはグローバル化の波で工場も次々と越境してメキシコに移った。治安は悪化し、デトロイト市警にはロボコップまで配属される始末。
 
そして遂に。街を支える自動車産業も音を上げる。2009年4月にクライスラーが、9月にはGMが経営破綻。続く2013年4月に市も財政破綻に追い込まれた。デトロイトは完全に死んだ。もう再起は無い、誰もがそう思った。
 
・・・しかし、デトロイト死亡記事から1年半後に奇跡的な復活を遂げる。
僅か1年半に!!!
 
復活の理由はこうだ。破綻により地価が下がり新興企業がオフィスを移転。ゼロ金利の住宅ローンにより移住者が急増。人の流入が増え飲食店など関連サービス業も急増。地元産業の自動車業界も中小部品メーカーが復活。税収は増加、財政破綻から脱した、と・・・僅か1年半に。
 
よくよく聞いていくと、話はそう単純では無い。実は中国マネーが暗躍しているという。まず中国の資本グループがデトロイトで死に体になっていた中小部品メーカーを次々と買収(その数は数百に及ぶとの話も)。更に底値に落ちたデトロイトの土地を買い漁っているという。中国マネーというカンフル剤を手にしたデトロイトの経済状態は急速に回復したそうだ。
 
だが考えて欲しい。中国企業傘下となった部品メーカーのノウハウを中国企業はごっそりと持って行く。中国の最大手の自動車部品メーカー・万向集団(ワンシャン)も買収側企業の1社だが、彼らはデトロイト復興の為に部品メーカーに資本投入したのでは無く、自らの利益の為に行ったのだ。そう考えると、目先の中国マネーに踊りデトロイトが一時的に復活したとしても、遠く無い将来に本当の意味での「死」を迎えることになるのかも知れない。
 
「What's Going on」(いったい何が起きているんだ!?)
モータウンを代表するアーティストのマーヴィン・ゲイが歌ったように

問題の性質が違うんだな


フォルクスワーゲン(VW)の広告に違和感を持った人は少なく無いと思う。
「安心して、お乗り頂けるように」との理由で、
「無料点検」や「5年間メンテナンスフリー」を掲げている。

一連のVWの問題が、機械的な整備不良などに起因するのなら、
これらの対策で「安心」なんだろうけれども、
問題の性質が違う・・・よね。

VWが非難されているのは「ウソ付いてた」ことであって、
その結果、VW車の社会的な「価値が毀損された」ってことですよね。
もっと具体的に言うなら、環境負荷が少なくて燃費も良いと思った人は
「裏切られた/騙された」と思うだろうし、
将来のリセールバリュー期待値が大きく値減りしたこと、の2点ですよね。

その昔、三菱という会社が「ウソ」をきっかけに信頼を失い、
2015年4月には、遂に国内シェア1.4%まで低下しました。
1.4%・・・もう誤差の範囲。存在している意味が無い程の影響力皆無です。
じゃあ、三菱の車の品質は悪いのか?というと↓こういう結果が。

率直に言うなら、三菱の車は「品質が極めて高い」。真面目に作られています。
・・・が、国内シェア1.4%という現実。
「影響は限定的」と強がる自動車評論家も居ますが、三菱の例然り、
消費者はウソをつかれるのを嫌うのでしょうね。。。
今後、VWがどうなっていくか、日本国内においては楽観視できないと考えます。

御曹司がなんでこんなことを・・・


「就活女子に不適切関係迫る アイシンAW男性幹部」(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015112890121542.html

上記、中日新聞では「男性幹部」として名前は出さずに「トヨタグループ創始者豊田佐吉氏(故人)の兄弟の孫に当たる」と奥ゆかしい表現になっていますが、他のニュース記事では「製造本部副本部長の豊田理彰氏」と実名が出ていますね。中日新聞はいらぬ気ぃを使い過ぎなような。。。

というか、御曹司がなんでこんなことを・・・そんな社会的地位高い男なら、愛人なんて幾らでもナンとでもなりそうなもの、と思ってしまいますが。その女子学生も気の毒ですが、よっぽど気に入られたのでしょうかね。。。裁判で余罪が無いかキッチリと詰めるべき。社内に愛人とかゴロゴロいるかも。

ルマン24時間レース、反省会。

 

世間はサッカー・ワールドカップで盛り上がっているところですが、ワタシ的には毎年楽しみにしているルマン24時間耐久レースの決勝戦が行われる週末。ネットを介し無料でフル観戦できる(ただし英語/仏語)ことから、いつもお酒とツマミを買い込んでルマン三昧な2日間を過ごしております。
 
年々感じるのは視聴環境の進歩。以前はUSTREAMの途切れ途切れな粗い画質だったのが、徐々に高画質になり、iPhone等のスマホでも外出先でそれなりに愉しめるようになりました。

 
とりわけ今年の視聴環境は素晴らしく、Dailymotion(フランスのYouTubeみたいな動画サービス)による高画質配信の他、iPhone/iPad/Android端末向けにルマン公式アプリも登場。各車両のオンボード映像を切り替えたり、現在どの車両がコースのどの辺りを走行しているか俯瞰できる等、文句無しの充実機能でした。


・・・さて、肝心のレースは常勝アウディが1-2位となり「あー、結局アウディかぁ」と思われがちでありますが、今年は終盤まで波乱に満ちており、なかなか単純にアウディが勝てたという訳ではありませんでした。
 
ポールポジションを獲ったのは中嶋一貴らの乗るトヨタ7号車。日本時間・土曜22時に観戦しはじめて深夜3時頃に寝るまで、ずっとトヨタ7号車は首位。朝9時頃に起きて順位確認してもまだ1位で安心して朝食や用事を済ませ、ふと画面を見るとコース上から7号車が消えてる(!)。ハイブリッドシステム等の基幹電気系統にトラブルで呆気なくリタイヤ。この時点ではトヨタのもう1台・8号車はレース序盤で雨に滑って(アウディ3号車を巻き添えに)クラッシュして大きく順位を下げていたので望み薄。
 
トヨタの自滅により順位を上げるアウディだったものの、アウディ自信もマシンが本調子じゃなくて、ワタシが所用のため外出して目ぇ離している隙にポルシェ20号車に抜かれる。おお、ついにアウディ連続優勝をポルシェが断つのか!と思ったものの、エンジントラブルで脱落。そうやって競合が現れては消えていく中、最後まで残ったアウディが優勝ということでアウディファンはハラハラした展開だったんじゃないでしょうか。

 
我らが日産はZEOD RC(ロケットみたいな奇抜なアレ)はレース開始から僅か20分程でトラブルによる自滅で見せ場が無かったものの、LMP2カテゴリの上位はすべて日産で独占する等、明るい兆しも。来年は日産がGT-Rをひっさげて参戦を予定しており、次こそは見せ場を作って欲しいところであります。

 
 

・・・んで、反省会。ワタシ自身としては、ずっと中継を見ていたものの、肝心の見せ場でタイミング悪く席を外していたりして全然観れて無かったことに尽きる訳でぇ(苦笑)。
 

 
【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

シャツの胸ポケットと14代目襲名

CC Photo by _Faraz.
私がシャツなど襟モノが好きなのは星君の影響だと30数年経った今でも思う。
星君とは当時、小学校のクラスメイトで品格がある良家の秀才だった。
昭和50年代当時、星君はいつも凛とした襟のついた服を着ており、
人気者では無かったが、私はその佇まいを羨望の眼差して見つめていた。

私はオンタイムをシャツとネクタイで過ごし、オフもシャツを基本とする。
そんなシャツ愛好家だけれども、かの鎌倉シャツは持っていない。
理由は北海道に出店が無いからなのだけれども、
中価格帯シャツで良質と評判故に機会があったら試してみたい。

そんな鎌倉シャツが胸ポケットの無いワイシャツを売り出した。
理由はNYに出店したところ、胸ポケットに対し「東洋の田舎者」と罵られ、
胸ポケットを理由に買ってくれないケースが多かったから、だとか。
http://www.asahi.com/business/update/0416/TKY201304160200.html

シャツの本筋源流であるところのクラシックシャツに胸ポケットは無い。
いわゆる三つ揃えが基本な時代、”下着”扱いだったシャツに無いのは当然か。
合理主義な米国人が現在の”ベストなし”スタイルを取り入れた事から
シャツにも胸ポケットが付くようになった。
件の鎌倉シャツNY店エピソードなど米国人なにをか言わんやである。
ともあれ胸ポッケなしはスタイリッシュなのは確か。これは歓迎したい。
日本でもカジュアルシャツの一部に胸ポッケ無しは時折見かけ、
既にポロシャツ/Tシャツには胸ポッケ無しは少なく無い。
胸ポッケなしシャツが我が国で市民権を得るのもそう遠く無いだろう。

しかし胸ポッケ無しだと困る人種がこの世界には存在する。
喫煙人・・・もとい、愛煙家の人たちだ。
彼らにとって胸ポケットは嗜むタバコを収納する重要な場所。
嫌煙家の私には想像できないデメリットだが、確かにニーズは存在する。


似た例を思い出したのが、車のサイドバイザー(雨よけ)。
私には雨の日に窓を開ける理由が微塵も思いもつかなかったが、
愛煙家にとってサイドバイザーは欠かせないオプション。人気も根強い。
中でも先頃14代目を襲名したクラウンのサイドバイザーは実に見事。
ステンレスモール製で質感高く、極薄で目立たなく、風切り音も低減。
装着姿も野暮ったさが無く、スタイリッシュにまとまっていたが
私には胸ポッケ以上にバイザーは無いほうが性に合っている。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

MQBとかCMFとか



MQB。フォルクスワーゲンが提唱する自動車の部品ユニット共通化構想です。
正式には「Volkswagen Group MQB platform」といって、
フォルクスワーゲン傘下のアウディなどで共通のプラットフォームを使って
R&Dの集約と量産効果によるコスト削減を目指すものですね。

これに対抗する形で日本メーカーも負けていません。
日産も「CMF(Common Module Family)」なる構想で対抗します。

もちろん、トヨタも同じです。
トヨタは「Toyota New Global Architecture」と言う構想をブチ上げました。
Toyota New Global Architecture・・・略して
TNGA
・・・どうみても「TENGA(テンガ)」にしか見えませんねwww

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

誰にも影響を与えない車、LFA。


トヨタのレクサスLFAが2年かけて予定生産台数の500台に達し、
生産完了となったそうです。

トヨタが「レクサスLFA」の生産終了
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121217/biz12121714370010-n1.htm

職人の手で1日1台しか作らないようで2年で500台とのことらしい。
ラインが動き出したのが2010年12月15日で、
最後の500台目が生産完了したのが2012年12月17日。
暦で言うと、ほぼ丸2年なのだけれど(733日)営業日で換算すると、
土日祝がお休みの職場なら498日となる。
即ち休日返上で作られたLFAが世の中に2台あるという事かwww

LFAの凄いところは「誰にも何の影響も与えていない」ところ。
カーマニアにはスルーされるし、一般人は存在すら知らない。
3,750万円もするのにLFAに乗っていてもリスペクトされないなんて、
どんな罰ゲームでしょうか。(´Д`)

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

こんなことに世間が付き合ってくれると思ったら大間違い

今朝から騒がしい↓このニュース

マツダ工場 車で暴走 11人はね1人死亡…42歳元期間社員逮捕
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100622-OYO1T00720.htm?from=top

犯行に使われた車はファミリアだそうで。
秋葉原でダガーナイフが規制されたように、
こりゃファミリアが規制されるな。(んなワケない)

逆恨みによる犯行ほど虚しいものは無い。
ましてそれが無差別殺人だったら、悪質にも程がある。
世間だってそんなのには付き合ってられん。
そんな輩は極刑に処すべき。

ウザい・・・ウザすぎる・・・

こんな記事を見つけた↓

MINI対ポルシェのレース、ヒュンダイが参戦表明
http://response.jp/article/2010/06/19/141780.html
米国でMINIがポルシェに呼びかけていた『MINI』とポルシェ『911』の対抗レース。ポルシェがMINIの申し出を辞退したことを受け、参戦に前向きなメーカーが現れた。韓国のヒュンダイだ。(中略)「伝説的なポルシェ911に挑もうというのは、素晴らしいアイデアです。しかし、21日のロードアトランタでのレースには、ポルシェは現れないと思います。ヒュンダイにも、『ジェネシスクーペ』というスポーツモデルがあります」と、MINIにラブコールを送った。(中略)「我々のドライバーは、ヒルクライムレース、パイクスピークで世界記録に挑むため、21日は都合がつきません。7月ならスケジュールが取れるのですが」と。このヒュンダイからの申し出に対して、現時点でMINIからの回答はない

・・・はぁ?って感じですよね。なぜにヒュンダイ・・・。
MINIがヒュンダイと勝負して勝っても、なんのメリットも無い。
こういうPR手法、ヒュンダイはクールだと思ってるんでしょうかねぇ。

・・・もうね、ほんと「ウザい」の一言。
シャレてないよね、こういうのは。

「現時点でMINIからの回答はない」。
MINI、これは回答しちゃダメ。こういうのに絡んだらダメ。
ダメ絶対。(`・ω・´)

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