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21世紀ダイアリー2.0.1

 21世紀スカイラインの管理人ブログ。現在はムラーノ(Z51型)を愛用している40代中年男性(苦笑)。

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切な系・中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しております。

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延命治療

つくば万博が開催され日本中がテクノロジー信仰に湧く1985年、そんな世間に背を向けるような衝撃的な事件が起きた。交通事故にあい多量出血で瀕死の小学生の息子に対し、両親が信仰する教義に反するとの理由で輸血治療を拒否。結果、息子は帰らぬ人となった(後年の判決では両親による輸血治療拒否と死亡との因果関係は無いとされた、が)。

世間はこれを異端による狂信と解釈し、激しい拒否反応を示す。事件を追ったノンフィクション「説得―エホバの証人と輸血拒否事件」はロングセラーとなり、後年、ビートたけし主演によるテレビドラマ化もされ多くの人々の記憶に残る。最優先されるべき息子の命を救うための輸血判断を覆す理由など、どこにあろう?と。世間一般の状況判断との差異に強い違和感が残った。


先日、差し当たり人間に例えるならば出血に相当する事態が起きる。我が愛車が座する駐車領域において、あろうことかエンジン部分下に玉虫色の美しくも妖しいシミ。生物にせよ機械にせよ、己が体内に流るる液体が漏れ浸るのは危険な兆しなようだ。

後日、工場長からの電話第一声は医師からの深刻な宣告に等しく「中々厳しい状況故に、修理実施か否かを判断願いたい」との旨。成る程、10年オーバー選手にして8万キロオーバーの車体に、それこそ世間一般の尺度でいう状況判断からは”買い替え時期”であり、まさにその時を迎えた訳だ。人の命と違い、車の治療拒否は違和感もなく、まして条件から考えるならばここで治療拒否は妥当な線。ここで一定の治療費をかけても次に別の部分が壊れてもおかしくない。状況は理解するものの、数秒迷ったあげく腕の立つその主治医(工場長)に延命治療をお願いする事に。

さて、退院はいつになるだろう。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生
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