21世紀ダイアリー2.0.1

Photo by Yo Ghurt
ジュネーブモーターショーで日産が発表した「インフィニティ・エッセンス」が凄いことになっている。なんでも、インフィニティ20周年記念で作られたコンセプトモデルらしいけれど、440馬力のVQ37エンジンと160馬力のモーターを組み合わせたハイブリッド型になっているらしい。そうした駆動メカも勿論ながら、これまでの日産車に無かった大胆な（ある意味、スーパーカーによくありがちな）デザインになっているのが最大のポイントかと。

以下、Flickrに掲載されたCCライセンス写真↓
Photo by El_Enigma

Photo by SOCIALisBETTER

Photo by SOCIALisBETTER

ワタシ的には、かな〜り良い感じ。この類いのスーパーカー風デザインはあまり趣味では無かったのだけれど、V36スカイラインにも通じるようなインフィニティの（まさに）エッセンスが凝縮されてて実にカッコ良い。まぁ、とってつけたようなフロントグリルのインフィニティマークですが、あそこは日本なら無粋なナンバープレートがついてしまうワケでしてぇ。。。

ちなみに、あくまでコンセプトモデルとのことですが、この完成度からいくと、下手したら世界の景気とかこんなに落ち込まなかったら市販する気満々だったんじゃぁないか、と勘ぐってみたくなります。

ジュネーブモーターショーで日産が小型SUV「カザーナ」を発表。

日産の小型クロスオーバー、キャザナ 出現
レスポンス

サイズ的にはデュアリスより小型になるってこともあり、面白そうだと思います。ただ、このコンセプトモデルはヤリ過ぎなようですが・・・市販モデルは2010年に登場予定だとか。

日産やアサヒビール、NECなど6社が共同でプロモーションサイトを立ち上げたそうです。

NECや日産・アサヒビールなど6社、共同プロモーションサイト開設
ITmedia

サイトにアクセスして簡単な質問に答えていくと、自分自身で気づかなかった「ジブン」を発見し、生活を豊かにしてくれる商品をプロモーションする・・・という類いのモノなのですが、まぁ、実際にやってみていただければわかると思うんですが、実に「微妙」なんですよ、これ。

ぶっちゃけていうと「つまんない」。クイズに答えていく中で各社のプロモーションサイトにリンクされるボタンとかが出てくるんだけど、ただそれだけの内容で「発見力」とか言ってる割には最後までやっても何も発見が無いというか、脱力感だけが残るというか。。。なんだろう。この虚しさ。クオリティライフのヒントを提供しているつもりなのでしょうが、ナンていうか「提案」が皆無なんですよねぇ。クイズに答えていくインセンティブがそもそも「景品応募」だけで、そんなインセンティブでせっせとクリックして画面を進めていくのは暇人か貧乏人くらいだろうに。どっちにせよここに集う企業がリーチしたい層とも思えないし。

もっと、こう、提案型にできないのかなぁ。。。例えばチョイ憧れ的なライフスタイルを送る人とかで実際に日産車に乗ってる人だとかをピックアップして、ライフスタイルにどう日産車が絡んでいるのか、とか。するとワナビーな効果が期待できるんだと思うんですけれども。

Photo by Brian Digital
GT-Rは乗ってみたいけれど、知り合いに持っている人も貸してくれそうな人も居ないしなぁ、、、という人に朗報なのがGT-Rのレンタカー。都内でGT-Rのレンタカーを用意している業者があるそうです。

2万9800円でNISSAN GT-Rに乗れる
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/07/news003.html

これを高いと見るか、安いと見るか。中級ソープランドで泡姫に１回乗る料金と大差ないって考えれば、なかなか安価なのでは無いでしょうかねぇ（苦笑）。
「GT-R買おうか迷ってるけれど、なかなか試乗できる機会も無いしなぁ」とお悩みの人にも良いチャンスかも知れませんね。なにせ高い買い物ですからぁ。。。

Photo by Brian Digital
日産が新型GT-Rの認定中古車制度を開始するそうです↓

日産自動車、「NISSAN GT-R」の認定中古車制度を開始
日経トレンディネット

この記事で注目すべきは、やはり↓

「認定基準は、初度登録から3年以内の車両で、事故歴がないこと。スポーツ走行によるダメージや、不正改造・チューニングなどは全て、純正部品に交換する。」

という部分でしょうか。日産認定中古GT-Rは、純正状態まで戻すという徹底ぶりにより「新車同様にメーカー保証が引き継がれ、GT-Rのみに設定されている特別点検を継続して受けられる」メリットがあるんだとか。

たしかに、この類いのスポーツカーは何かしらの前オーナーからの「調教」を受けた個体が多いですからぁ、買う方も慎重にならざるを得ないのは確か。そうした意味では、信頼性高い中古車両が手に入りやすくなるのは歓迎したいですが、やはりその分、価格の下落幅も小さいのかも知れませんね。

現在、一般の中古車屋に流れているGT-Rの中古は700万円弱くらい。まぁ、どっちにせよ中古でもそうそう簡単に買える車ではありませんけれどもねぇ。。。

Photo by kidperez
日産が2009年のモータースポーツ体制を発表しました。世界同時不況の昨今、自動車会社各社がモータースポーツからの撤退を余儀なくされている中にあって、日産はGT500を中心として引き続きモータースポーツ活動を積極展開していくそうです。

日産、09年モータースポーツ活動を発表…GT500に4台
レスポンス

業績悪化でも走る日産。国内自動車メーカーの中では最もヤバい立場にある日産にも関わらず、この英断ですから、私たち日産ファンも多いに盛り上げていきたいところです。

さらに日産は「モータースポーツアカデミー2009」なるサイトも立ち上げ、かなり気合いが入っている様子。
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/ACADEMY2009/
上記サイトは日産のモータースポーツへの参戦状況をわかりやすく説明してくれています。ファンの裾野を広げたい日産側の思いがヒシヒシと伝わりますね。

当サイトでもレースの状況など今後、積極的にお伝えしていきたく考えております〜がんばれ日産〜

Photo by nissankuruma
日産が３月のジュネーブショーで発表予定のNV200の詳細がわかってきましたね。そのボディデザインから「セレナ後継か？いや、でもサイズからするとラフェスタ後継か？？」と色々憶測を生んだNV200ですが、エンジンは1.6Lと非常にコンパクトなモデルになるようです。ラフェスタでさえ2.0Lですからね。かなり小粒なエンジンかと。

市販車モデルに近い画像は下記リンクに掲載↓
NISSAN’S NEW SMALL VERSATILE PEOPLE CARRIER AND VAN

上記リンクには商用車モデルだけですが、早く乗用車モデルもみてみたいものですねぇ。

CC Photo by moogs
ブランドコンサルティング会社が日本企業のブランド価値をランキング発表したそうで↓

Interbrand、日本のブランド評価ランキングを発表
iNSIDE

まぁ、ダントツ１位はトヨタで、その価値は約2兆9200億円ﾅﾘ。2位がホンダ、7位にレクサス、8位にようやく我らが日産が顔を出します。日産のブランド価値は約2700億円。トヨタの10分の1以下ですなぁ。

まぁ、たしかに。「日産に乗ってます」ってこと自体にはあんま価値ないしね。ブランドって「どっちを買おうかな？」と思ったときにペプシじゃなくてコカコーラを手にとる人が多いだとか、あとはそのブランドの商品を身につけているのを他人からどうみられるか、とか。そういうときに「こっちがいいな」と選んでもらえるか否かって意味とかなんでしょうけど。

この前、職場で若いハケンの女の子らがドライブの話で盛り上がってて「なに乗ってるんですか？」と聞かれたんで「日産。」と車種名を敢て言わずにメーカー名だけ言ったんだけど「ふーん」で会話が終わりましたよ（苦笑）。話題はレンジローバーやらの海外メーカーばかりで花咲いておりました。うむ。少なくともモテ度は低すぎだよな、日産って（苦笑）。

日産とタカラトミーがコラボして、トランスフォーマーをリリースするそうです。

タカラトミー、日産とコラボした新「トランスフォーマー」
日経トレンディネット

早速Amazon.co.jpでは予約開始してますね。定価4,725円→Amazon3,402円(28%割引）。うーん、ポチりそうになったじゃないか（苦笑）。どうやらZ34もリリース予定らしいので、そっちを期待して待つとします。(・∀・)

9日、日産自動車の3Q決算が遂に発表されました。

日産、2008年度第3四半期決算を発表
MOTORmedia

ゴーン社長が「想定していたあらゆるシナリオの中でも、最悪もしくはそれ以上の状態」と語るように、日産の深刻な業績落ち込みが露となりましたね。株価も大きく下げています。上記図は過去10年の株価推移ですが、ゴーン社長が日産にきた99年以降、もっとも下げた株価にまで落ち込んでいます。以下、トヨタ＆ホンダとの比較↓

トヨタ
  売上高　：21兆1,000億円（前期比-20.1%）
  最終損益：-3,500億円
  リストラ：国内で約6,000名の人員削減
ホンダ
  売上高　：10兆1,000億円（前期比-15.9%）
  最終損益：+800億円
  リストラ：国内で約4,300名の人員削減
日産自動車
  売上高　：8兆3,000億円（前期比-23.3%）
  最終損益：-2,650億円
  リストラ：世界で約20,000名の人員削減

いかに日産の業績悪化が際立っているかが、こうして比較すると実に分かりやすい。とりわけリストラ案ではトヨタ＆ホンダが非正規社員の首切りなのに対し、日産は基本的に正規従業員を中心とした首切り。これも全て高級ブランドINFINITIへの注力や大型車への注力など北米一辺倒だったことが全て裏目に出た結果。

・・・さて、こんな状況の日産に対し、我ら日産ファンが出来ることってナンだろう。うん、もしクルマを買う予定があるなら（そしてもしアナタの家計に何ら問題ないのなら）臆さず馴染みのディーラーに行って計画通り買うべきでしょう。景気悪化の”重たいムード”に圧されて意味なく買い控えるのはアナタにとっても良く無い筈。もしクルマを買い替える予定が無いのなら、これまで通り馴染みのディーラーで計画通りにオイル交換などの整備を行いましょう。それがディーラーにとって何より嬉しい筈。

クルマが売れないとメーカーも困るけれど何よりディーラーがイチバン打撃を受けます。そしてアナタの大切な愛車の整備等を任せている馴染みのディーラーに万が一のことがあったら、そのとき困るのはアナタ自身。だから「景気悪いしオイル交換を先延ばししようかな・・・」なんて考えないのが良いでしょう。まして「長く乗ろう」なんて考えているんなら整備を怠ると後で大きなしっぺ返しを喰らいかねませんからね。

あまり無責任なことは言えませんが、この不況を脱するには流動性確保が不可欠。つまり早い話が「金を使え」ってこと。もしアナタ自身が大幅な減給やリストラにあっていないのなら何も世間の空気に合わせて停滞する必要は無いのですから、ね。