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21世紀ダイアリー2.0.1

 旧サイト「21世紀スカイライン」の管理人だった私のブログ残骸。現在はムラーノ(Z51型)に乗り換え、はや10年。

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"The 21st Century SKYLINE"
性別:
非公開
自己紹介:
切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。

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シャツの胸ポケットと14代目襲名

CC Photo by _Faraz.
私がシャツなど襟モノが好きなのは星君の影響だと30数年経った今でも思う。
星君とは当時、小学校のクラスメイトで品格がある良家の秀才だった。
昭和50年代当時、星君はいつも凛とした襟のついた服を着ており、
人気者では無かったが、私はその佇まいを羨望の眼差して見つめていた。

私はオンタイムをシャツとネクタイで過ごし、オフもシャツを基本とする。
そんなシャツ愛好家だけれども、かの鎌倉シャツは持っていない。
理由は北海道に出店が無いからなのだけれども、
中価格帯シャツで良質と評判故に機会があったら試してみたい。

そんな鎌倉シャツが胸ポケットの無いワイシャツを売り出した。
理由はNYに出店したところ、胸ポケットに対し「東洋の田舎者」と罵られ、
胸ポケットを理由に買ってくれないケースが多かったから、だとか。
http://www.asahi.com/business/update/0416/TKY201304160200.html

シャツの本筋源流であるところのクラシックシャツに胸ポケットは無い。
いわゆる三つ揃えが基本な時代、”下着”扱いだったシャツに無いのは当然か。
合理主義な米国人が現在の”ベストなし”スタイルを取り入れた事から
シャツにも胸ポケットが付くようになった。
件の鎌倉シャツNY店エピソードなど米国人なにをか言わんやである。
ともあれ胸ポッケなしはスタイリッシュなのは確か。これは歓迎したい。
日本でもカジュアルシャツの一部に胸ポッケ無しは時折見かけ、
既にポロシャツ/Tシャツには胸ポッケ無しは少なく無い。
胸ポッケなしシャツが我が国で市民権を得るのもそう遠く無いだろう。

しかし胸ポッケ無しだと困る人種がこの世界には存在する。
喫煙人・・・もとい、愛煙家の人たちだ。
彼らにとって胸ポケットは嗜むタバコを収納する重要な場所。
嫌煙家の私には想像できないデメリットだが、確かにニーズは存在する。


似た例を思い出したのが、車のサイドバイザー(雨よけ)。
私には雨の日に窓を開ける理由が微塵も思いもつかなかったが、
愛煙家にとってサイドバイザーは欠かせないオプション。人気も根強い。
中でも先頃14代目を襲名したクラウンのサイドバイザーは実に見事。
ステンレスモール製で質感高く、極薄で目立たなく、風切り音も低減。
装着姿も野暮ったさが無く、スタイリッシュにまとまっていたが
私には胸ポッケ以上にバイザーは無いほうが性に合っている。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生
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OEMは出自の詐称か産地偽装か


あるニュースで 「Made in China」を「Made in RPC」と表記したところ、
中国製と気付かれずに売り上げが伸びたと云う。
東南アジア諸国のどこかと勘違いしたのだろうか。
RPC=People’s Republic of China=中国、なのは言うに及ばず、
表現は「Made in USA」と同じとしてもPRCは実に姑息に写る。

昨今、産地偽装とまでは行か無いものの、
産地表記を解りにくくするのが流行風情なのか目につく。
一部地域で採れる魚の産地表記が原発事故以来、
「太平洋産」と実に”奥ゆかしい”表記になったり、
某大手ショッピング店では原産地表記の無いPB商品だらけ等、
消費者に生産過程の情報は極力伝えないとする姿勢を感じる。

産地偽装と少しばかり趣意は異なるものの、
日産 ROOXに乗る某婦人から聞いた言葉を思い出す。
「軽自動車でもちゃんとしたメーカーのを買いたかった」
と選択の理由を述べた。

ご承知の様に日産のROOXは”ちゃんとした”スズキが製造した
パレットなる車のOEMである訳だが、先のご婦人が考えられて居る
「ちゃんとした」は恐らくトヨタ日産ホンダを指すのであって、
スズキやダイハツは含まれていない素振りだ。
OEM云々を指摘するのは無粋なので触れないが、
クルマでいうOEMは出自の詐称や産地偽装に近いのかも知れない。

今後、電気自動車化が進めば、各部品はコンポーネント化され、
自動車業界にもファブレスの波が及ぶのかも知れない。
それこそ、OEMどころでは無い産地偽装・・・いや、
産地詳細不明な車が出てくるやもしれない。
そうなった時、我々は何を基準に車を選ぶのだろうか。
ブランド名が唯一の選択基準になる日はそう遠くないのかも知れない。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

身の丈に落ち着き


先日、某米国品アパレルでシャツを購入した。
米国サイズの他に日本人体形フィッティングも用意されてはいたものの、
シャツなど首回りと袖丈さえ指定すれば足りると考え米国サイズを選択。
尤も希望の柄と価格帯が優先事項だった事情からの選択結果ではあれど、
多少なり着幅に余裕もアメトラの範疇と好意的に捉えては見たものの。

此れ然もありなん、余裕が有り過ぎる着幅にダブつき状態。
袖丈こそ記載数値に合致せよ、実にアメリカンな仕立て。
数値的な問題は許容値なれども、要所で”ゆとり”がつきまとう。
気分を切り替え此れぞアメトラ拡大解釈よ、とばかりに着込むも、
やはり全体的なサイズのアンマッチ感から来る落ち着かなさ。
アメリカ人類が如何に大きな体格を以って闊歩しているか
腕まわりや胴まわりの余裕度から窺い知ることが出来た。


さて、この些か”やり過ぎ”な感もある仕上がりのメルセデス GL。
端的に云うならば”アメリカ産ドイツ車”の此れは
如何にも極東の島国で乗り回すにはオーバーサイズ過ぎる。

巨体を駆る快感は常にその余裕分の落ち着きなさが表裏で、
羨ましく思えど私には縁が遠そうで、それはそれで残念無念。
 

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

水野和敏氏、日産を退職。


ご承知のように、水野和敏氏が2013/3/31を以て、日産を退職しました。
ヘッドハンティングか!??と憶測の中、日経BPが単独インタビューに成功↓

日産GT-Rの水野氏が退職、緊急インタビューを敢行!
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130402/246029/

単独インタビューとは、すげーな、日経BP。
記事によると退職の理由は純粋に「定年退職」のため、だとか。
既に2012年1月に60歳を向かえ定年退職。
以降は1年契約の嘱託として努めていたものの、
GT-Rプロジェクトを含め「後進に道を譲る」ため退職したとのこと。

水野和敏氏といえば、私の愛車V35スカイラインから始まる、
FMパッケージに車両開発主管として携わった他、
P10プリメーラ、R32スカイラインの車両パッケージ担当、
更にはZ33、そしてR35GT-Rとまさに”ボクらが大好きな日産車”に
尽く関わってきていた人物。

その際立ったキャラが話題となったりした人物ですが、
上記日経BPのインタビューもそうですが、
水野氏は破天荒で豪傑な人物であると同時に
常に規律正しい組織人であり企業人である立場を貫く姿がカッコ良い。
殿様に忠信尽くすサムライのような武士道観が見て取れます。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

CV-800


先日のエントリーでもご紹介したバッテリー充電器CV-800
大きさ的にはティッシュBOXが2つ分くらいの、結構どっしりとした体格です。
嫁さんの実家でしか使わないので、そのまま嫁さんの実家に据え置きすることに(苦笑)。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

夜間整備に最適なLEDランプ

クルマの整備はもっぱら夜間に行うことが多い私ですが、
集合住宅の青空駐車場故に夜は暗くて作業なんて出来たモンじゃありません。
そこで私が使っているのが↓これ。以前も紹介したLEDスポットライト、

GERBER(ガーバー)社のMERIDIAN(メリディアン)。
定価は7500円くらいですが、5000円弱で売られています。
LEDの明るさは30ルーメン。かなり明るくて、夜でも作業が捗ります。

先日ご紹介した香港の怪しい通販サイトdeal extremeで凄いライトを発見。

なんと、こちらは200ルーメンの明るさを誇ります!(笑)。
なのに、僅か35ドル!(笑)。うーん、またポチってしまった・・・(苦笑)
果たしていつ頃とどくのだろうか・・・不安。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

バッテリー上がり対策

我が家のV35スカイラインは、辛うじて週末に使われる程度。
それも殆ど近場で済んでしまうため、ツーリング以外に走行距離は中々伸びません。
そこで深刻なのがバッテリーあがり。
セキュリティ装置も作動している関係から駐車中のバッテリー消耗が
相応にあるようで、バッテリー上がりを毎年のように経験しています。

寒冷地ということもあり、バッテリーは日産純正ストロングXの85D23Lを搭載。
これが49,350円もするんですが、前述のように乗らないまま冬を迎えると、
バッテリーが上がってダメになってしまいます。
この前買い替えたのは2011年12月。ちょうど1年チョイでもうヤバい。
消耗品と割り切ってサクっと新品交換しちゃえば良いのでしょうが、
さっすがにそれではサラリーマン給料じゃやってられないので(苦笑)、
バッテリー充電器を2つ買いました。

まず1つ目は、セルスター社製CV-800

Amazonで8,000円弱の安価な充電器ですが、機能は必要にして十分。
ACコンセントに繋いで放置しておけば充電完了な楽々充電器です。
ただ、我が家は賃貸住宅の3階なので駐車場と距離があり、
クルマを駐車している周囲にコンセントが無いのがネック。
嫁さんの実家(戸建住宅)にて電気を借りて充電。
年に数回充電できれば十分かな、と思っています。

さらにもう1つ購入したのが、充電効率的には非常に悪いですが、
同じくセルスター社製ソーラー充電器SB-700
↓こんな感じにダッシュボードに置いて、駐車中にチマチマ充電します。

こちらのSB-700はサンヨー製の高効率なソーラーパネルを使っており、
お値段はAmazonで5,000円弱。そこそこの値段する割には効果は高くないですが、
それでも一応、細々と充電されているようなので、
クルマに乗らない平日に粛々と充電がされるのなら良しとしました。

ダッシュボード上のソーダーパネルって、情弱っぽいビンボー臭さがあって
キモチ的には抵抗があったのですが、背に腹は代えられませんからねぇ。。。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

こんなにカッコ良かったっけ?


最近、街中で目を惹くのがR34スカイラインです。

発売当時、このデザインを見たときは正直、萎えました。
雑誌でもクルマ評論家の先生方は性能こそ褒めれど、デザインについては酷評。
当時、R34スカイラインはキャッチコピーとして、
「BMWか、メルセデスか、新しいスカイラインか。」と、
世界のプレミアムスポーツセダン市場に挑戦状を叩き付けていましたが、
世間的には失笑もので、この男気の塊のような古くさい昭和風味と相まって
誰も本気にしなかったのを覚えています。

・・・それがどうでしょう。1998年の登場から早くも14年。
近年、こんなに個性的で明確なベクトルを感じさせるクルマは逆に珍しく、
あきらかに路上で強烈なメッセージを放つ独特な存在に仕上がっています。
街中で見るR34はどれをみてもビカビカに奇麗でオーナーさんの手入れが
相当に入っていることを容易にうかがえる素晴らしい車両が大半です。
クルマはやはりオーナーが育てる存在だ、と改めて感じました。

日産はスカイラインをとことん突き詰めたスカイラインを世に放って、
そして自らの手でスカイラインを終了させました。
こんなにスカイラインらしいクルマは他になく、それは同時に、
こんなに個性のある日本車も他には無いでしょう。
14年前、その表面だけを見て「格好悪い」と無視した自分に猛省しつつ、
街中でR34を見つける度にリスペクトの眼差しを送りたいと思います。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

リーフの憂鬱


日産リーフが売れていない。
鳴り物入りで登場した電気自動車ですが、販売計画は大きく未達。

日産が2011年に打ち出した中期経営企画「日産パワー88」では、
ルノーと共にEVをグループ内で150万台の販売計画を立てています。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110627-01-j.html
計画そのものは2016年度までの6年計画。
実績は燦々たるもので、2012年の販売計画では4万台の販売目標に対し、
半分の2万台にも満たない現状。現時点での累計も僅か4万台。
残り4年間で実に36倍の146万台も売らねばならないのだから、さぁ大変。

日産リーフが売れない理由について、いろいろ言われますが、
最たるものは「航続距離が短い」点が雑誌記事などで書かれます。
ただ、私はこの解説にはいつも疑問に思っています。
私はリーフが売れない理由は2つあると考えます。

リーフが売れない理由の1つ目は、潜在顧客層の居住環境とのアンマッチ。
そもそもリーフのような付加価値を持つクルマをほしがる層は、
所得は相応にあり人口密集度の高い地域に暮らす都市部のインテリ層等です。
多くの先進国では、そうした顧客は限られた土地面積の集合住宅に住んでいますが、
リーフは集合住宅には実に不向きです。マンションに共用のEV充電器があっても、
そこに他の住民のEVが充電中ならそれでおしまいです。
リーフが欲しくても充電設備を持たないマンションにお住まいの人は
ましてそれが都市部に顕著に多い賃貸住宅では難儀を極めます。
日産のサイトでEV充電設備の導入指南が書かれていますが↓
http://ev.nissan.co.jp/CHARGE/GUIDE/construction03.html#outline
これは、もう、現実的な領域じゃありません。

リーフが売れない理由の2つ目は、「単にかっこ悪いから」と考えます。
プロダクト・チーフ・デザイナーは井上真人氏。
確かにリーフは近くでまじまじと眺めると細部は凝っていて、
とても考えられた空力抵抗に優れたデザインなのは確かです。
・・・ただ、それにしてもかっこ悪い。
EVのある生活はもっとスマートであってこそ、と思いますが、
駐車場に佇む愛車があのズングリとしたモグラみたいな形では萎えます。


私自身、EVにはけっこう興味あります。実用トルクはEVの方が上ですしね。
とくにリーフは2012年11月のマイナーチェンジで(私にとっては)念願の
Bose Energy Efficient Seriesサウンドシステムを搭載しており、
あの極限まで静かな車内でBOSEサウンドを堪能したい!と惹かれます。
車両購入価格も補助金で安価に抑えられますし、悪くない買い物です。
形の悪さも・・・まぁ、個性として諦めることもできるかも知れません。

でも、でも、賃貸集合住宅に住む私には絶対に無理。
オーナーがEV充電設備を設置する動機がまるでありません。
もしかしたら物好きなオーナーが居て、EV充電設備を備えた賃貸マンションを
貸し出したりするかも知れませんが、それでも共用充電設備は億劫です。
私の家の近所に歩いていける距離に2カ所のEV充電設備がありますが、
わざわざそこに行って充電する気にはなれませんからね。
それならいつものセルフスタンドで5分の給油を望みます。

EVは、その欲しがる層の居住環境と相反している時点で普及は無いと考えます。
テクノロジー的に面白い題材なので、実に残念なことではありますが。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

DATSUN


娘のカウボーイハットに「DATSUN」のワッペンを貼り付け。
4歳の娘も「これ、可愛いー!」と嬉しそうで、良かった良かった(苦笑)。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生
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