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切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。
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こんなにカッコ良かったっけ?
最近、街中で目を惹くのがR34スカイラインです。
発売当時、このデザインを見たときは正直、萎えました。
雑誌でもクルマ評論家の先生方は性能こそ褒めれど、デザインについては酷評。
当時、R34スカイラインはキャッチコピーとして、
「BMWか、メルセデスか、新しいスカイラインか。」と、
世界のプレミアムスポーツセダン市場に挑戦状を叩き付けていましたが、
世間的には失笑もので、この男気の塊のような古くさい昭和風味と相まって
誰も本気にしなかったのを覚えています。
・・・それがどうでしょう。1998年の登場から早くも14年。
近年、こんなに個性的で明確なベクトルを感じさせるクルマは逆に珍しく、
あきらかに路上で強烈なメッセージを放つ独特な存在に仕上がっています。
街中で見るR34はどれをみてもビカビカに奇麗でオーナーさんの手入れが
相当に入っていることを容易にうかがえる素晴らしい車両が大半です。
クルマはやはりオーナーが育てる存在だ、と改めて感じました。
日産はスカイラインをとことん突き詰めたスカイラインを世に放って、
そして自らの手でスカイラインを終了させました。
こんなにスカイラインらしいクルマは他になく、それは同時に、
こんなに個性のある日本車も他には無いでしょう。
14年前、その表面だけを見て「格好悪い」と無視した自分に猛省しつつ、
街中でR34を見つける度にリスペクトの眼差しを送りたいと思います。
【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生】
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