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切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。
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この10年、クルマは進化したのかな?
鈴木正文氏をご存知の方も多いかと。そう、雑誌「NAVI」の元編集長で、現在は雑誌「ENGINE」の編集長を勤める”あの人物”。その鈴木正文氏のインタビュー記事が今から10年以上前の1998年に雑誌「WIRED 日本語版」に掲載されていた↓
(以下、雑誌「WIRED 日本語版」1998年11月号より引用)
「CO2排出量のうち自動車のものは10%から最大20%。
ほかの分野でも減らしていかねばなりません。
(中略)
CO2だけでなく大量生産、大量消費、大量廃棄という
三位一体の構造を打ち破るライフスタイルを採用する人が
増えるんじゃないでしょうか。
そのためには1回や2回、大きな不況が必要でしょうね。
”エコ不況”が来ますよ。」
当時はプリウスが発売され(97年10月)、エコに感心が高まりはじめた時期。鈴木正文氏は早い段階からクルマのCO2排出量削減に関心を示していたことは当時の「NAVI」読者ならご存知でしょう。
そして、鈴木氏の予想とは違ったカタチ(=米国発世界同時不況)で大きな不況を我々は迎えてるワケですが、その流れの中で大量生産→大量消費→大量廃棄という従前的なスタイルに疑問を持ち、新しいライフスタイルを採用しようという人が増え、それが尚更に不況の回復を遅くし(=付帯要因としてのエコ不況が起き)結果としてどうやら大きなパラダイムシフトになるカモ?という入り口に我々は立たされていたりします。そして、鈴木氏のインタビューでは上記の続きに、エコ不況後の世界として「もう普通の車では、よほどのことがないと快楽性とか享楽性は得られなくなるでしょう(中略)。クルマも”商品”ですから、新しい楽しさが生まれてくるとは思いますけどね」と未来予想をしています。
・・・さて、鈴木氏がこのインタビューを受けた10年後の世界にワタシらは居るワケですが、大変残念なことに(大きな不況は来たけれど)クルマの世界に「新しい楽しさ」が生まれる気配は一向に見えてきません。・・・そう、この10年、
ク ル マ は 殆 ど 進 化 し て な い 。 orz
鈴木氏も98年のこのインタビュー時には燃料電池車が2003〜2005年には実用化されてるハズ、と見ていますが残念なことに2009年を迎えた現在においてもその目処は全く立っていないのが現実。でも、大きな変革には何かしらの”外圧”が必要なもの。ちょうど今、世界を覆う大きな不況が外圧のようにショック療法的に効いて、クルマを大幅に進化してくれる可能性もあるカモ。だからワタシたち自動車愛好家は前向きに期待して待つとしましょう。。。
(以下、雑誌「WIRED 日本語版」1998年11月号より引用)
「CO2排出量のうち自動車のものは10%から最大20%。
ほかの分野でも減らしていかねばなりません。
(中略)
CO2だけでなく大量生産、大量消費、大量廃棄という
三位一体の構造を打ち破るライフスタイルを採用する人が
増えるんじゃないでしょうか。
そのためには1回や2回、大きな不況が必要でしょうね。
”エコ不況”が来ますよ。」
当時はプリウスが発売され(97年10月)、エコに感心が高まりはじめた時期。鈴木正文氏は早い段階からクルマのCO2排出量削減に関心を示していたことは当時の「NAVI」読者ならご存知でしょう。
そして、鈴木氏の予想とは違ったカタチ(=米国発世界同時不況)で大きな不況を我々は迎えてるワケですが、その流れの中で大量生産→大量消費→大量廃棄という従前的なスタイルに疑問を持ち、新しいライフスタイルを採用しようという人が増え、それが尚更に不況の回復を遅くし(=付帯要因としてのエコ不況が起き)結果としてどうやら大きなパラダイムシフトになるカモ?という入り口に我々は立たされていたりします。そして、鈴木氏のインタビューでは上記の続きに、エコ不況後の世界として「もう普通の車では、よほどのことがないと快楽性とか享楽性は得られなくなるでしょう(中略)。クルマも”商品”ですから、新しい楽しさが生まれてくるとは思いますけどね」と未来予想をしています。
・・・さて、鈴木氏がこのインタビューを受けた10年後の世界にワタシらは居るワケですが、大変残念なことに(大きな不況は来たけれど)クルマの世界に「新しい楽しさ」が生まれる気配は一向に見えてきません。・・・そう、この10年、
ク ル マ は 殆 ど 進 化 し て な い 。 orz
鈴木氏も98年のこのインタビュー時には燃料電池車が2003〜2005年には実用化されてるハズ、と見ていますが残念なことに2009年を迎えた現在においてもその目処は全く立っていないのが現実。でも、大きな変革には何かしらの”外圧”が必要なもの。ちょうど今、世界を覆う大きな不況が外圧のようにショック療法的に効いて、クルマを大幅に進化してくれる可能性もあるカモ。だからワタシたち自動車愛好家は前向きに期待して待つとしましょう。。。
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コメント
- この鈴木さん
- あのハイセンスすぎて、万人には理解できないスタイルを突っ走ってる辺り…好きです(笑)
彼の発言や行動が物議を醸す事が、あるようですな。まぁカリスマ故かもしれませんが(笑)
あの時代って、ハイブリッドも出たし……誰もが、21世紀の早い段階で燃料電池が実用化できると妄想してたような気がします(笑)
私は相変わらず"Fun to CO2"で逝きます('・ω・`)
- 鈴木正人は・・・
- 鈴木氏の作る自動車雑誌は好きなんですが、彼の左翼的な思想信条には抵抗があって(なぜか雑誌ENGINEはネオリベラル路線まっしぐらですがw)。
ファッション的には、もう「鈴木正人」という1つのジャンルがある程、難解に突っ走ってるのがワタシ的にも大好きですね〜。平凡なオッサンで終わるくらいなら、こーゆー変なオッサンになりたいなぁ、と(笑)
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