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21世紀ダイアリー2.0.1

 旧サイト「21世紀スカイライン」の管理人だった私のブログ残骸。現在はムラーノ(Z51型)に乗り換え、はや10年。

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"The 21st Century SKYLINE"
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切な系 中年スポーツセダンことV35スカイラインを愛でるサイト「21世紀スカイライン」を運営しておりました(過去形:2003年5月〜2022年9月迄)。このブログは当時のサイトと併用していた頃の内容です。

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日産「リーフ」はカッコよければ・・・ヒットした。

東洋経済オンラインに自動車評論家・森口将之氏が寄せた記事「日産リーフはカッコよければヒットしたか」が目に止まる。

記事内容はタイトルそのまま、噂される次期リーフ(2017年度中?)はEVらしさよりも普遍的な「自動車」としてのスタイリングになるだろう、と・・・つまり「もっとマシな形になる」ことを示唆している。

正直、日産リーフは格好悪い。リーフに試乗した際、静寂さと安定性と、なによりパワフルさに軽いショックを受けた。こりゃ電気自動車の未来も悪くないぞ、いや、むしろ良いぞ、と。
・・・それでも、リーフを降りて車体を眺めたら、そんなトキメキも帳消しになるあのデザイン。リーフの問題点は航続距離では無く、あのデザインに集約される。だから、カッコ良くなれば、ヒットする、と考える。


また、この記事の中で森口将之氏の指摘に↓

「自動車を含め、日本のプロダクトデザインは、全体的なプロポーションより細部の造形にこだわる傾向が強いと感じている。私たちがクルマに接するとき、まずは遠くから見てプロポーションが最初に目に入り、そこで第一印象が決まる。細部を吟味するのはその後」

とあった。車にある程度詳しい人たちがアルファード/ヴェルファイアや軽1BOXのデザインを酷評するのはこの点に尽きる。アル/ヴェル等は、細部しか吟味されておらず遠目にみたら只の箱。そこにメーカー純正オプションのエアロとか付けようものなら、遠目にはティッシュBOXそのもの。そんなティッシュBOXが道路を埋め尽くす昨今のニッポン、実に景観が美しく無い。メーカーが悪いのか、それを好む客が悪いのか。


※同記事にはトヨタ・ミライに関する記載も。その中で気になったのが↓

の部分。「フロント左右に空気を取り入れるための大きなインテーク(開口部)を備え」とあるが、あれはダミーでインテークは塞がっていた筈なのだが・・・
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インフィニティのEVは事実上のお蔵入り?


あいかわらず日産リーフが売れていない中、インフィニティ初のEV車として注目されていた高級EV「INFINITI LE Concept」が事実上のお蔵入りになったようです。

日産のEV発売中止とテスラの巨額投資に揺れる電池メーカー
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20140403/1056365/
(日経トレンディ記事より)

2014年1月に日産が発表したリーフの累計グローバル販売台数は10万台。昨年までの累計4万台だったことを考えると僅か1年で6万台販売した計算になり、伸び率的には倍に相当する販売ペースです。また、EV世界市場におけるリーフのシェアは45%にまで拡大し、EV=リーフと言える状況になりつつあります。

・・・だけれども、日産(及びルノーの連合)は2011〜2016年度の6年間で150万台を売り捌く計画を立てています(中期計画「日産パワー88」より)。・・・あと3年で目標達成まで140万台。もう、まったく話にならない状況ですが、中期計画は掲げられたまま。日産は2014年度に日本と欧州でEV商用バン「e-NV200」を発表する予定ですが、仮にリーフとe-NV200の2本立てが功を奏して倍々に売れたとバラ色な未来を仮定しても累計90万台がせいぜいでしょう。
 日産はEV開発費は勿論のこと、世界中に張り巡らせているEV充電網など投資コストを全く回収できずに泥沼化していると言えるのでは無いでしょうか。

 話を「INFINITI LE Concept」に戻しましょう。LEはその見た目やインテリアの機能性に至るまで、およそ「高級車」という「設計(デザイン)」からはハズレており、要は高級車に見えません。レクサスHSがそうであるように、いくら環境性能を謳っても”見た目”という機能として高級車足りえないものは高級車として成功できないと考えます。

 そうした意味からもLEがお蔵入りになったのは正解なのでしょうね。

水野和敏氏、日産を退職。


ご承知のように、水野和敏氏が2013/3/31を以て、日産を退職しました。
ヘッドハンティングか!??と憶測の中、日経BPが単独インタビューに成功↓

日産GT-Rの水野氏が退職、緊急インタビューを敢行!
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130402/246029/

単独インタビューとは、すげーな、日経BP。
記事によると退職の理由は純粋に「定年退職」のため、だとか。
既に2012年1月に60歳を向かえ定年退職。
以降は1年契約の嘱託として努めていたものの、
GT-Rプロジェクトを含め「後進に道を譲る」ため退職したとのこと。

水野和敏氏といえば、私の愛車V35スカイラインから始まる、
FMパッケージに車両開発主管として携わった他、
P10プリメーラ、R32スカイラインの車両パッケージ担当、
更にはZ33、そしてR35GT-Rとまさに”ボクらが大好きな日産車”に
尽く関わってきていた人物。

その際立ったキャラが話題となったりした人物ですが、
上記日経BPのインタビューもそうですが、
水野氏は破天荒で豪傑な人物であると同時に
常に規律正しい組織人であり企業人である立場を貫く姿がカッコ良い。
殿様に忠信尽くすサムライのような武士道観が見て取れます。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

リーフの憂鬱


日産リーフが売れていない。
鳴り物入りで登場した電気自動車ですが、販売計画は大きく未達。

日産が2011年に打ち出した中期経営企画「日産パワー88」では、
ルノーと共にEVをグループ内で150万台の販売計画を立てています。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110627-01-j.html
計画そのものは2016年度までの6年計画。
実績は燦々たるもので、2012年の販売計画では4万台の販売目標に対し、
半分の2万台にも満たない現状。現時点での累計も僅か4万台。
残り4年間で実に36倍の146万台も売らねばならないのだから、さぁ大変。

日産リーフが売れない理由について、いろいろ言われますが、
最たるものは「航続距離が短い」点が雑誌記事などで書かれます。
ただ、私はこの解説にはいつも疑問に思っています。
私はリーフが売れない理由は2つあると考えます。

リーフが売れない理由の1つ目は、潜在顧客層の居住環境とのアンマッチ。
そもそもリーフのような付加価値を持つクルマをほしがる層は、
所得は相応にあり人口密集度の高い地域に暮らす都市部のインテリ層等です。
多くの先進国では、そうした顧客は限られた土地面積の集合住宅に住んでいますが、
リーフは集合住宅には実に不向きです。マンションに共用のEV充電器があっても、
そこに他の住民のEVが充電中ならそれでおしまいです。
リーフが欲しくても充電設備を持たないマンションにお住まいの人は
ましてそれが都市部に顕著に多い賃貸住宅では難儀を極めます。
日産のサイトでEV充電設備の導入指南が書かれていますが↓
http://ev.nissan.co.jp/CHARGE/GUIDE/construction03.html#outline
これは、もう、現実的な領域じゃありません。

リーフが売れない理由の2つ目は、「単にかっこ悪いから」と考えます。
プロダクト・チーフ・デザイナーは井上真人氏。
確かにリーフは近くでまじまじと眺めると細部は凝っていて、
とても考えられた空力抵抗に優れたデザインなのは確かです。
・・・ただ、それにしてもかっこ悪い。
EVのある生活はもっとスマートであってこそ、と思いますが、
駐車場に佇む愛車があのズングリとしたモグラみたいな形では萎えます。


私自身、EVにはけっこう興味あります。実用トルクはEVの方が上ですしね。
とくにリーフは2012年11月のマイナーチェンジで(私にとっては)念願の
Bose Energy Efficient Seriesサウンドシステムを搭載しており、
あの極限まで静かな車内でBOSEサウンドを堪能したい!と惹かれます。
車両購入価格も補助金で安価に抑えられますし、悪くない買い物です。
形の悪さも・・・まぁ、個性として諦めることもできるかも知れません。

でも、でも、賃貸集合住宅に住む私には絶対に無理。
オーナーがEV充電設備を設置する動機がまるでありません。
もしかしたら物好きなオーナーが居て、EV充電設備を備えた賃貸マンションを
貸し出したりするかも知れませんが、それでも共用充電設備は億劫です。
私の家の近所に歩いていける距離に2カ所のEV充電設備がありますが、
わざわざそこに行って充電する気にはなれませんからね。
それならいつものセルフスタンドで5分の給油を望みます。

EVは、その欲しがる層の居住環境と相反している時点で普及は無いと考えます。
テクノロジー的に面白い題材なので、実に残念なことではありますが。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

日産札幌ギャラリー、閉館のお知らせ。


本当に悲しいことなのですが、日産札幌ギャラリーは
1997年のオープン以来17年に渡る歴史に幕を閉じ、
2013年3月31日を以て閉館となります。

実は地方都市の日産ギャラリーは閉館することになり、
  福岡ギャラリー・・・2013年2月3日に閉館済
  札幌ギャラリー・・・2013年3月31日に閉館予定
  名古屋ギャラリー・・・2013年5月6日に閉館予定

残るは、
  グローバル本社ギャラリー
  銀座ギャラリー

の2カ所になってしまいます。
札幌ギャラリーは1997年〜2004年までサッポロファクトリー1階にあり、
2004年10月から現在のラ・ガレリア1〜2階に移転。
17年間、ほぼ4半期に1回は訪れていたお気に入りの場所だったダケに
本当に本当に残念でなりません。


最後を締めくくるにふさわしい展示車両として、あのMID4が登場。
正直、これを肉眼で見れる日が来るとは思っていなかっただけに、
喜び勇んでギャラリーに向かいました。

展示されていたMID4は、お世辞にも状態が良いとは言えず、
まぁ、26年前の試作車とは言え、いろいろ感慨深いものがあります。
ワタシがZ32に乗っていた20代の頃、FRには厳しい季節の
冬になる度に「ああ、これで4WDだったらなぁ」と
MID4に思いを馳せていたものです。

閉館の3月31日(日)にもう一度、来てみようと思いますが、
ギャラリー閉館は本当に残念な限りです。
首都圏では様々なイベントもあるでしょうが、
地方都市ではそうした機会になかなか恵まれません。
インターネットが発達した時代とは言え、リアルに勝るものは無し。
地方都市でも気軽に日産ブランドを体験できる場は貴重でした。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

Zのスニーカー!?

Facebookの日産自動車を読んでいたら、こんな記事があった。



うーん・・・「瞬足」みたいな子供っぽさがあって、イマイチだなぁ。(´Д`)

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

阿Q正伝


FacebookでINFINITIの公式アカウントを見ていたら、驚くべきニュースが。
インフィニティの全モデルが「Q」もしくは「QX」に統合されるとのこと。
セダン系が「Q」、SUV系が「QX」になるそうです。

http://www.infinitiusa.com/now/news-and-events/a_new_direction.html
上記URLによると、フーガこと「M」が最上位の「Q70」となり、
次いでスカイラインクーペの「Gスポーツクーペ」が「Q60」、
スカイラインセダンの「Gセダン」が「Q50」となるようです。
同じくSUV系も上記図のようにQX80、70、60、50となるそうで。

そういえば今から7年ほど前、日産はアウディに対し、
「Qの名称を使うな」と提訴していたことがありました。
そのときは「Q45なんて死に体なのに、今更Qに拘るのはなぜ?」と
思ったものですが、こういう事だったんですね。

【Link:21世紀スカイライン~切な系スポーツセダンと旅する人生

リーフは1kmあたり0.8円!?


これは凄いんじゃないでしょうか。
日産リーフの充電を深夜電力で行うと、1kmあたりのコストは僅か0.8円(!)

日産 リーフ、1か月の電気代はいくら?…契約形態で2倍の差
レスポンス
日産自動車の公式Twitterでは、電気自動車『リーフ』の「1か月の電気代」に関するツイートが寄せられている。これまでに寄せられているツイートによると、深夜電力契約形態をとらない普通充電では、最大でおよそ2円/kmといったところ。 深夜電力契約をとる場合では ...


通勤の足車として使うと、すぐにペイできてしまいそうですね。
日産はこのコスト安な点をもっとアピールしても良いような気がしますね。

タットサンの名称、復活か?


CC Photo by GS1311.

日産が往年の「ダットサン」名を新興国向け廉価車のブランドとして
復活させる動きがあるようです↓

日産、ダットサンの名前を復活か
レスポンス

下からダットサン、ニッサン、インフィニティという
三段階ブランド展開にする考えのようですね。

日産PRスペシャリストは2年契約


全国の日産ギャラリーにて、美しい笑顔と共に日産車をアピールする、
「日産PRスペシャリスト」(昔でいうところのミスフェアレディでしょうか)。
彼女らはどうやら、2年の契約社員だそうです。

PRスペシャリストの応募要項を見ると、

契約形態:原則2年契約社員(更新有り)
(株式会社TBWA/HAKUHODOの所属となります)
月給:30万円(横浜/東京)、25万円(その他地区)
賞与:年2回

だそうです。若さと美しさに自信のある日産オタクな女子は
チャレンジしてみてはいかがなものでしょうか。


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